毎日の移動に自転車を購入することを検討し始めた場合、目的地までの移動を公共交通機関やマイカーに頼ってしまうと、交通費や維持費って、年間で考えたら結構出費が痛かったりしますよね
「毎日忙しいから、ネットで自転車を購入することを考えているんだけど、なるべく失敗せずに自転車を選びたい」
そんな時、参考にしてもらえるといいのが、以下の点です。
・品揃え
・品質チェック
・本体価格・送料
・アフターサービス
・保険の加入
目次
【品揃えの注意点】ライフスタイルにあった自転車があるかをチェック
まず大事なのは「自分のライフスタイルに合わせた自転車が見つかるかどうか」がポイントです。
自転車を通勤用に選ぶなら
漕いでいても疲れにくい
車体が軽い
デザインがオシャレ
自転車を子育て・買い物で選ぶなら
漕いでいて疲れにくい
漕ぎだしが楽
荷物がたくさん乗る
日本最大級の自転車通販サイト200種類以上の豊富な品揃え。
【品質チェックの注意点】安全性が高い自転車を扱っているか
自分の命を預ける乗り物は安全が第一です。
自転車が厳しいチェックを受けて、安全であるお墨付きを受けた証になるのが「BAAマーク」です。
このマークがついている自転車を選んで乗ると安心して走行できます。
【本体価格・送料の注意点】気を付けたいのは自転車の本体価格ではなくて送料
自転車を買うには、なるべく値段を抑えて買いたいと思うのは当然ですよね、しかし 本体価格の最安値に捉われていると、送料がとても高いことがあります。
ショッピングサイトと言えば、Amazonや楽天、Yahoo!といったところが上がるかと思いますが
「じゃあいつも利用しているところの最安値で買ったらいいよね(ポチッ)」
と、購入したら送料が高くて、結果安く買うことが出来なかったなんてこともありえます。
送料は販売サイトと住んでいる都道府県によっても、かなり違いがあるので、自転車販売サイトを訪れたら、あなたが住んでいる都道府県に運んでもらうためにかかる送料はいくらなのかをチェックしてくださいね。
送料最安値がわかる記事はコチラから
【アフターサービスの注意点】買った後にもサポートしてくれるサービスがあると安心
当然のことですが、自転車に乗っていれば、突然何らかのトラブルが発生することもあります。
あると困る急な自転車トラブル
- タイヤがパンクする
- チェーンが外れる
- 自転車が盗まれる
タイヤがパンクする理由
・タイヤに入っている空気が少なかった
私も過去自転車のパンクを経験していますが、理由は空気がしっかり入っていなかったため、中に入っているチューブを傷つけてしまいパンクしてしまったのです。
月に一度は、タイヤに空気を入れることをオススメします。
・チューブが劣化している
長年自転車に乗りつづけると、タイヤの中のチューブも劣化が進みます。使えるからいいやとそのまま乗り続けると、ある日突然パンクすることもあります。
・硬い物を踏んだ
道に落ちている釘やガラスなどの尖った硬い物を踏んでしまった場合は当然パンクの原因になります。
なるべく道が舗装された所を走り、じゃりじゃりした走りにくい道を通らないようにしていれば、ある程度防ぐことができます。
チェーンが外れる理由
チェーンが外れる理由は、長年乗る事による経年劣化が考えられるので、新車を購入した場合には、あまり起こりえないケースと言えるでしょう。
自転車が盗まれた時に考えられる理由
・鍵の取り忘れや、同じ場所に長時間置くことにより、犯人に狙いを定めやすくされたなどの理由がありますが、近年、物価の高騰に伴い”高価な自転車が盗まれるケースが増えているようです。
盗まれるのは自転車本体だけじゃない
犯人の中には、収集癖を満たすためにサドルだけ盗む犯人や、転売目的に電動自転車のバッテリーだけ盗むという犯人もいます。
これらの非常時にも頼れるアフターサービスがあると、いざという時にも安心して乗ることができます。
【購入後のトラブルサポート料金】
【cyma】 | 日常サポート |
*月額550円 *購入日の翌日を含む月を一か月目とし、7か月の1後午後4時まで無料 *無料期間内にご解約となった場合、費用は一切かかりません |
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【サイクルベースあさひ総合サイト】 | サイクルメイト |
*自転車本体価格により変動あり *~19,999円→加入料(税込3,000円) *20,000円~49,999円→加入料(税込4,000円) *50,000円~299,999円→加入料(税込5,000円) *30万円~上限なし→加入料(税込10,000円) |
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【イオンバイクモール】 | 自転車あんしんパック |
*都道府県により変動あり
例)東京都 自転車あんしんパック3年型 自転車あんしんパック |
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【サイクルスポット】 | スポットメイト |
*自転車本体価格により変動あり ~30,000円→加入料(税込2,800円) ~50,000円→加入料(税込3,800円) ~100,000円→加入料(税込4,800円) 100,001円~→加入料(税込5,800円) |
【サービス内容】
【cyma】 |
日常サポート |
①自転車ロードサービス(日常サポート加入なら無料)
・パンクなどで困った時に、ご希望の場所まで搬送するロードサービス ②お店でパンクcare(日常サポート加入なら無料) ・パンク修理、チェーン修理、ブレーキ修理、鍵の開錠を全国の自転車店で受けられる修理保証 ③次回購入パーツ10%off ・ご購入後に使えるお得な、パーツ割引クーポン ④盗難補償サービス ・万が一の盗難時でも、自転車本体金額の最大50%を補償 |
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【サイクルベースあさひ総合サイト】 | サイクルメイト |
①自転車盗難補償
電動アシスト自転車以外の自転車(30万円未満) 電動アシスト自転車(30万円未満) ②防犯登録込み ③無料点検 ④修理工賃10%off ⑤出張修理引き取り・お届けサービス |
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【イオンバイクモール】 | 自転車あんしんパック |
①修理工賃50%off②パーツ購入10%off
・あんしんパックプレミアム型、あんしんパック3年型は(3年間) ③点検・調整無料 ・あんしんパックプレミアム型は(期限なし) ④防犯登録 ・全てのプランで登録可 ⑤虫ゴム交換無料(英式バルブのみの対応となります) ・あんしんパックプレミアム型は(期限なし) *あんしんパックプレミアム型のご加入条件:車体購入金額(税込3万円)以上 |
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【サイクルスポット】 | スポットメイト |
①盗難補償サービス
【補償期間】 【ご負担金額】 ②簡易調整無料 ③一式点検割引 ④修理工賃10%off ⑤不要自転車引取り無料 |
【保険加入の注意点】義務化の都道府県が増加中なので保険もセットで入れると助かる
交通ルールを守って安全に運転していても、事故に遭遇してしまう、また逆に事故の加害者になってしまうこともありえます。
自転車による事故が原因で加害者になってしまうと?
自転車による事故が原因で、9521万円という高額な賠償命令額が出たケースもあります。
自転車保険の安心保障1:個人賠償責任を補償
購入サイトの自転車保険プランの内容にもよりますが、【サイマ・サイクルベースあさひ・イオンバイクモール・サイクルスポット】各4社で加入できる自転車保険のプランでは1億~5億までの賠償請求額を補償してくれる保険があります。
自転車保険の安心保障2:入院一時金がもらえる
自転車に係る事故であるという事が前提となりますが、入院日額で支給されるタイプの保険や、入院一時金として3日以上入院されてから支給されるタイプがあります。
【cyma】 | 【サイクルベースあさひ総合サイト】 | 【イオンバイクモール】 | 【サイクルスポット】 |
入院一時金 | 入院一時金 | 入院日額 | 入院一時金 |
・3日以上入院された場合1万円支給 | ・ブロンズ(なし)
・シルバー(2万円) ・ゴールド(5万円) *3日以上入院の場合支給 |
・一日あたり1000円支給
・死亡・後遺障害100万円 |
・3日以上入院された場合1万円支給 |
自転車保険の安心保障3:いざという時の示談交渉サービス
もしもあなたが事故を起こしてしまった場合に、冷静さを保ったまま話を進めていく自信はありますか?
そんな不安も、示談交渉サービスが付いている保険に加入していると、いざという時にとても頼りになりますね。
【cyma】 | 【サイクルベースあさひ総合サイト】 | 【イオンバイクモール】 | 【サイクルスポット】 |
〇 | ブロンズ・シルバー・ゴールド(〇) | 〇 | × |
ネットで自転車を買う事のデメリット
便利な一方で、良いことばかりではない自転車をネットで買う上でのデメリットもお伝えします。
送料がかかる
自宅から、そう遠くないなと思える距離に、良い自転車屋さんがあれば、そちらで購入するのもありです。
購入後のアフターサービスや、保険の加入が出来るかなどの質問はお店にしてみて下さい。
試し乗りが出来ない
ネットは試乗が出来ないのが痛いところですね
もし「購入する自転車は、一度乗り心地を試してみてから購入を考えたい」という方がいれば、こちらのパナソニックさんのホームページから、自宅から近く、試乗できる場所を教えて貰うことが出来ます
購入店がサイトにしかない場合は修理・点検をやってもらえない
購入したお店がネットにしかない場合は、急なトラブルや自転車点検をやってもらえないサイトもあります。
自転車点検、修理をやって欲しいときは、街の自転車屋さん、もしくは持ち込みで修理をしてくれるホームセンターなどに、自分で自転車を運んで修理してもらう必要があります。
まとめ
今回は、ネットで自転車を購入する上での、注意点やメリット、デメリットなどを紹介してきました。
自転車をネット購入する上でのまとめ
- まず、自転車を選ぶには、ぞれぞれのライフスタイルに合ったモデルを選ぶ
- 厳しいチェックをクリアした「BAAマーク」のついた自転車だと安心して乗れる
- ネットで買うなら本体価格だけでなく送料もチェックしてみる
- 買った後でも安心できるサポートがあるお店を選ぶ
- 加入が義務化されている自治体に住んでいる場合は、自転車保険の加入は必須
- ネット購入のデメリットは、送料負担・試し乗り不可・修理点検を自店に頼めないことがある