暑くても電動自転車を運転しつつ、家事に育児にお疲れのあなたへ
猛暑も必死に運転しながら
「毎日暑いけど電動自転車に乗る時に出来る最適な暑さ対策ってないかしら?」
「暑さのせいで自転車に乗せていても、子どもがご機嫌斜めで困る」
「これ以上何か出来る暑さ対策があったら教えて欲しい」
などと悩んでいれば、ぜひ当記事の「暑さ対策5選」を参考にして、真夏のサイクリングを乗り切って下さい
記事を読んで得られること
当記事でご紹介する暑さ対策を知ることで、真夏の不快感を減らしながら、快適に電動自転車を運転することが出来るようになります
目次
電動自転車に乗る前にやっておく暑さ対策
まず、電動自転車に乗る前にも出来ることがあるので、下記の項目をチェックしてみて下さい
【乗る前の暑さ対策】電動自転車はなるべく日の当たらない所に置いてあるか?
乗るまでに、少しでも電動自転車本体の温度が上がらないようにしておきたいところですね
- 朝出かける前なら、朝日が当たりにくい場所に駐輪しておく
- お出かけの最中なら、影になっているところに置く(屋根があると更にいいです)
【乗る前の暑さ対策】タイヤの空気圧は充分か?
タイヤにしっかり空気が入っていないと、自転車が重たく感じて漕ぎにくくなってしまいます。
最後にタイヤの空気を入れたのがいつか思い出せないようなら、この機会にタイヤの空気を入れておくことをオススメします。
\電動自転車の点検に関する記事はコチラから/
【乗る前の暑さ対策】バッテリーに往復分のエネルギーが充電されているか?
バッテリーは往復分乗れるくらい、充電されていますか?
バッテリーが無くなった電動自転車ほど、乗っていてキツイ物はありませんよね(しかも出先で充電させてもらう分けにもいかず😥)
お出かけでどのくらいの「バッテリー残量」が必要かを把握して、行き帰りを快適に運転できるようにしておきましょう。
電動自転車の暑さ対策1:日焼け対策
まず、真夏の大敵「日焼け」をしないように、しっかりと対策をしておきましょう。
日焼け対策には、日焼け止めを塗ることが欠かせませんが、塗って安心するだけでなく、出来るなら「UVカット効果のある長袖パーカー」や「アームカバー」を付けているとより効果的です。
しかも、 マスクを常につけている人は「マスクやけ」にも要注意です。
もしマスクを外して運転していると、知り合いに出くわした時の会話が気まずいかも…と思われる方は「サンバイザー」を付けてみることをオススメします。
電動自転車の暑さ対策2:汗対策
何もしていなくても、暑さのせいで汗を掻くので、自転車を運転する時にもしっかりと「汗対策」をしておきましょう。
「汗」何のために出ているの?
私たちの体は「外気温の上昇」「運動による体温上昇」「病気の発熱」などの状況になると、体温を下げるために汗を掻いて調整するようになっています。
その時に出た 汗は皮膚の上で蒸発し気化熱となって、体の体温を下げてくれる役割があるのです。
しかも適度に汗を掻く習慣がついている人は、汗をあまり掻かない人よりも「夏バテ」にもなりにくいので、適度に汗を掻く習慣はあった方が良いと言えます。
そこで、提案したいのが 「濡れたタオルかハンカチ」で体を拭く方法です。
先ほど、汗は気化熱となって体温を下げるとお話しましたが、 水分を含んだ状態の「濡れたタオル・ハンカチ」も、同じ効果を発揮して体の表面温度を下げてくれる役割をします。
この他にも「保冷剤をくるんだハンカチ」をリンパ節に充てるのも効果があるので、出かける前にカバンに入れておき、一時停止した時などに取り出して、押し当てると効果的です。
リンパ節のある所
- 首の後ろ
- 鎖骨下
- 脇
この他にも、汗を抑制する方法として、次のようなやり方があります。
汗を抑制する方法
一時的に汗を抑制する方法に「半側発汗」という方法があります。
両側の脇の下を帯で強めに抑えることで、上半身の汗を一時的に抑える効果があるというものです。
*市販で「汗止め帯」という帯が売られています。
「出かけている時に汗によるメイク崩れを防ぎたい」「シャツが汗で濡れるのを抑えたい」という場合にオススメな方法ですが、
上半身から出る汗を抑えたことで、締めた帯より下の箇所に汗が流れてしまうのでご注意ください。
なお、同じ場所の汗を止め続けていると、自律神経の働きが乱れる原因になりますので、あくまでも
「子どもを保育園に預けて職場に行く道中」や「職場から子どものお迎えにいく間」など、自転車を漕いでいる間の一時的な方法として利用するのがいいでしょう。
電動自転車の暑さ対策3:水分対策
水分をとるということは、夏場の熱中症を防ぐための重要な対策ですね。
「自転車を運転する前」や「運転中の一時停止」にもこまめに水分を取って、熱中症から身を守りましょう。
【例】自転車を漕ぐ時に飲みたい水分
- スポーツ飲料
- 経口補水液
- お茶
- 水
サッパリしている飲み物を持って行きたいのであれば、 カフェインが入っていないお茶(麦茶・黒豆茶など)か水が良いでしょう。
カフェインが入っていない飲み物をオススメする理由
カフェインには利尿作用があるので、取り入れた水分が排出されやすくなるという理由があるからです。
「カフェイン」が入っている飲み物はコーヒーやコーラなどを想像しがちですが、お茶にもカフェイン入りの物があるので、注意してください。
【例】カフェインが入っているお茶
- ほうじ茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- 玄米茶
【例】子どもに持たせておいても安心できるアイス🍨
- パピコ
- クーリッシュ
- チューペット
電動自転車の暑さ対策4:日差し対策
夏の太陽から身を守るためには「日差し」にも注意が必要です。
「日差しよけの帽子」を被って運転するのはもちろんですが、
一時停止をする際は、出来るだけ「日陰」の位置に止まるようにしてみて下さい。
帽子を被って自転車に乗る時の注意点
自転車に乗っていると「下り坂の向い風」や「車とすれ違う時の突風」などで、不意に帽子が飛ばされてしまう事があります。
日差し除けに帽子を被るなら、つばがグルっと付いている「ハット」よりも、風の抵抗が少ない「キャップ」の方が運転に集中できます
サンシェードは雨対策にもなるから、ついていると何かと便利です。
電動自転車の暑さ対策5:電動自転車の暑さ対策
気温が高く暑すぎるからと言って、電動自転車本体の「スポーク」や「フレーム」が曲がって乗れなくなるというトラブルは起こりませんが、
出来る限り 「バッテリー」は都度外して家に持ち帰るようにしておくことが望ましいです。
【電動自転車のバッテリー】高温の場所に置くとどうなるのか?
「バッテリー」は温度が高い場所に置かれていると、内部のリチウムイオンが減少し「バッテリーの寿命」を短くしてしまう原因になってしまいます。
「自宅での保管」や「充電する際」には、出来るだけ温度が40℃以下の場所に置くようにしましょう。
その他には、暑い場所にしばらく駐輪してから乗ると、お尻が暑くなって座りにくくなってしまうのが嫌という方には「表面温度を押さえてくれるサドル」にしてみるのがオススメです。
まとめ
電動自転車の暑さ対策は、乗る前と乗っている最中の両方でしっかり対策しておくと、夏のサイクリングの不快さをかなり抑えることができますね
電動自転車に乗るときの暑さ対策記事のまとめ
- 自転車に乗る前に出来る暑さ対策は(日の当たりにくい場所に置く)(タイヤの空気圧を十分にしておく)(バッテリーの往復分の充電を確認しておく)ことで不快さを減らすことが出来ます。
- さらに電動自転車を運転している時は、日焼け・汗・水分・日差し・サドルの暑さ対策をして夏を元気に乗り切りましょう。